28歳 平均年収は410万円|国税庁統計とdoda調査から手取り目安まで解説
28歳の平均年収は、dodaの調査で410万円(男性443万円・女性379万円)が目安です。国税庁の民間給与実態統計調査では全体平均487万円、25〜29歳は425万円。年収分布や職種・業種・エリア別の差、手取りの概算、年収を上げる考え方をまとめました。
28歳 年収は487万円|令和7年分 民間給与実態統計調査の男女・年齢別・手取り目安">平均年収の目安は410万円
転職サービス「doda」が公表した年齢別の平均年収によると、28歳の平均年収は410万円(男性443万円、女性379万円)です。これは2024年9月〜2025年8月にdodaへ登録した約60万人のビジネスパーソン(正社員)を集計した、支給額ベース(手取りではない)の数字です。出典:doda.jp
一方、国税庁のnta.go.jp「令和7年分 民間給与実態統計調査」では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円、女性342万円)。年齢階層別では25〜29歳が425万円(男性460万円、女性383万円)となっています。
調査対象も集計方法も異なるため単純比較はできませんが、「28歳の平均年収はおおむね400万〜430万円前後」ととらえるのが一般的です。金額はあくまで目安で、個人差・地域差・業種差が大きい点に注意してください。
国税庁の統計で見る年齢階層別の平均給与
国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」をもとにした年齢階層別の平均給与は次のとおりです(memorva.jp、nta.go.jp)。
| 年齢階層 | 男性 | 女性 | 全体 |
|---|---|---|---|
| 20〜24歳 | 294万円 | 265万円 | 280万円 |
| 25〜29歳 | 460万円 | 383万円 | 425万円 |
| 30〜34歳 | 529万円 | 376万円 | 462万円 |
| 35〜39歳 | 598万円 | 362万円 | 503万円 |
| 40〜44歳 | 648万円 | 370万円 | 531万円 |
| 全体平均 | 597万円 | 342万円 | 487万円 |
男性は60歳未満まで年齢が上がるほど平均給与も上がり、55〜59歳(734万円)が最も高くなります。女性は年齢による差があまり顕著ではないとされています。28歳は、社会人経験が5〜7年ほどになり、30代に向けて年収の伸び方が分かれ始める時期といえます。
28歳の年収分布:300万〜400万円台が中心
dodaの調査では、28歳の年収帯で最も割合が高いのは「300万〜400万円未満」で32.0%、次いで「400万〜500万円未満」が26.9%、「300万円未満」が16.2%でした。300万〜500万円未満で全体の約6割を占めます。
つまり、平均値だけを見ると400万円前後でも、実際には300万円台の人が最も多いということです。「平均より低い=異常」ではなく、分布の中心は300万円台にあると理解しておくとよいでしょう。
職種・業種・エリアで変わる28歳の平均年収
dodaの調査(28歳・正社員)では、職種・業種・地域によって平均年収に大きな差があります。
- 職種別:専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)590万円、企画/管理系470万円、営業系468万円、金融系専門職457万円、技術系(IT/通信)453万円、事務/アシスタント系342万円、販売/サービス系338万円
- 業種別:金融474万円、総合商社449万円、建設/プラント/不動産445万円、IT/通信445万円、メーカー441万円、小売/外食355万円
- エリア別:関東431万円、東海404万円、関西396万円。都道府県別では東京都452万円、愛知県414万円、大阪府402万円
同じ28歳でも、職種や業種によって数百万円の差が生じ得ます。全国平均だけで一喜一憂せず、自分に近い条件の数値と比較するのがおすすめです。なお、国税庁の統計では業種別平均給与が最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の854万円、次いで「金融業,保険業」の726万円、最も低いのは「宿泊業,飲食サービス業」の276万円でした。
28歳・平均年収410万円の手取り目安
年収410万円の場合の手取りは、独身・一般的な社会保険加入といった前提で計算すると、おおむね310万〜320万円(月約26万円前後)が目安です。年収からは社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険など)と所得税・住民税が差し引かれます。
ただし手取りは、加入する健康保険の種類、扶養家族の有無、住民税の自治体差、各種控除の有無によって変わります。あくまで概算として参考にしてください。年収帯ごとの手取りは手取り早見、年齢や年収別の比較は年収指数で確認できます。
28歳が年収を上げるための考え方
28歳は、30代の年収カーブを左右する準備期間です。一般的には、次のような選択肢が挙げられます。
- 今の仕事で評価される領域を増やし、昇給・昇格につなげる
- 市場価値の高い職種・業種への転職を検討する(在籍中の情報収集が前提)
- 業務に直結する資格やスキルを身につける
- 副業・兼業を検討する場合は、就業規則や社会保険・住民税の扱いを事前に確認する
いずれも結果には時間がかかります。まずは自分の年収と手取りの差額を把握し、生活費と照らし合わせて目標を決めると進めやすくなります。他の年齢・条件の記事は記事一覧から探せます。
よくある質問
28歳の平均年収は手取りでいくらくらいですか?
doda調査の28歳平均年収410万円をもとに、独身・一般的な社会保険加入という前提で概算すると、手取りはおおむね310万〜320万円(月約26万円前後)が目安です。健康保険の種類、扶養家族の有無、住民税の自治体差、各種控除で変わるため、あくまで概算として考えてください。
国税庁の統計では28歳の平均年収はいくらですか?
国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」は28歳単独の平均給与を公表していませんが、25〜29歳の平均給与は425万円(男性460万円、女性383万円)です。全体平均は487万円(男性597万円、女性342万円)で、5年連続の増加となっています。
28歳で年収400万円は低いですか?
doda調査では、28歳の年収分布で最も割合が高いのは「300万〜400万円未満」の32.0%、「400万〜500万円未満」が26.9%でした。400万円は平均並みかやや上という位置づけですが、職種・業種・地域による差が大きいため、全国平均だけで高低を判断するのは適切ではありません。
28歳の平均年収が高い職種・業種はどこですか?
doda調査(28歳・正社員)では、職種別では専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)が590万円で最も高く、企画/管理系470万円、営業系468万円が続きます。業種別では金融474万円、総合商社449万円、建設/プラント/不動産445万円、IT/通信445万円が上位です。
28歳女性の平均年収はいくらですか?
doda調査では28歳女性の平均年収は379万円、国税庁の統計では25〜29歳女性が383万円です。国税庁の統計では女性は年齢による較差が男性ほど顕著でないとされており、30代以降も大きな伸びが見込みにくい傾向があります。
参考情報
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本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。