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手取り計算のやり方をわかりやすく解説|年収別の目安と早見表【2026年版】

手取り計算とは何か、額面から引かれる社会保険料・所得税・住民税の内訳を2026年(令和8年)の制度で解説します。月給25万円の計算例や年収別の手取り早見表、手取り率が下がるポイントも紹介。金額はすべて概算で、地域・年齢・扶養の有無によって変わります。

キーワード: 手取り 計算

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額面別・月の手取り目安

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年収487万円から税金・社会保険料を引いた手取りの目安を解説">手取り計算のやり方|年収別の目安と控除内訳【2026年版】">手取り計算とは|額面から引かれるお金の全体像

手取り計算とは、額面の給与(年収)から社会保険料と税金を差し引き、実際に手元に残る金額を試算することです。引かれるのは健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料(40〜64歳は介護保険料も)、所得税、住民税の大きく6項目。控除の合計は一般に額面の20〜25%程度で、手取りは額面の75〜85%前後が目安とされます(手取り早見)。

当サイトが基準にしている国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」では、給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円・女性342万円、正社員559万円・正社員以外210万円)です。自分の年収の位置は年収指数で確認できます。

手取り計算の手順|月給25万円の例で確認

手取り計算は、①社会保険料を出す → ②社会保険料控除後の所得から所得税・住民税を出す → ③額面からすべて引く、という順番です。社会保険料は「標準報酬月額×料率の本人負担分」で計算し、健康保険は都道府県ごとの料率、厚生年金は18.3%の労使折半(本人9.15%)が基本になります。

月給25万円・東京都・独身(40歳未満)の計算例は次のとおりです(2026年度の料率・概算)。

項目月額
額面(月給)250,000円
健康保険料(東京都9.85%の折半)−12,805円
厚生年金保険料−23,790円
雇用保険料−1,250円
子ども・子育て支援金(2026年4月〜の新項目)−299円
所得税(源泉徴収)−4,760円
住民税(同収入が続く場合の目安)−9,641円
手取り197,455円(額面の約79%)

引かれるお金の合計は52,545円で、内訳は社会保険料38,144円・税金14,401円。給与とは別に、会社は39,019円/月の保険料を負担しています(tedori-navi.com)。

年収別の手取り目安【2026年版・早見表】

年収300万〜1,000万円の手取り目安を一覧にしました。40歳未満・協会けんぽ東京都・給与収入のみ・配偶者控除等なし・賞与なしという条件での試算です(progo-tax.com)。

額面年収社会保険料(年)所得税(年)住民税(年)手取り(年)月あたり手取り率
300万円457,728円26,600円115,600円2,400,072円200,006円80.0%
400万円598,956円57,200円175,500円3,168,344円264,028円79.2%
500万円723,144円91,600円243,000円3,942,256円328,521円78.8%
600万円881,400円149,300円307,200円4,662,100円388,508円77.7%
700万円1,039,656円276,100円375,500円5,308,744円442,395円75.8%
800万円1,164,960円434,400円453,000円5,947,640円495,636円74.3%
1,000万円1,265,688円822,200円637,800円7,274,312円606,192円72.7%

※「月あたり」は年額÷12の参考値。所得税は令和8年分、住民税は令和9年度分、社会保険料は令和8年度料率。

年収500万円なら手取りは年3,942,256円(月あたり約32.9万円)。天引きは合計1,057,744円で額面の21.2%を占め、いちばん大きいのは税金ではなく社会保険料(723,144円)です。

手取り率が下がる3つのポイント

  • 基礎控除の縮小:令和8年分の基礎控除は合計所得489万円以下の人に最大104万円が適用され、超えると67万円に下がります。給与収入だけなら年収約665.6万円が境目です(所得税率が10%から20%に上がる帯も重なります)。
  • 給与所得控除の頭打ち:年収850万円を超えると給与所得控除は195万円で固定され、増えた分がそのまま給与所得になります。
  • 厚生年金の上限(2026年時点):標準報酬月額の上限は65万円で、毎月同額の給与なら年収約762万円以上で厚生年金保険料は年713,700円(本人負担)で頭打ち。ただしこの上限は2027年9月に68万円、2028年9月に71万円、2029年9月に75万円へ段階的に引き上げられる予定です。健康保険の標準報酬月額の上限は139万円で、年収約1,626万円までは増え続けます。

2026年(令和8年)の制度変更で手取りはどう変わる?

2026年は手取りに関わる変更がいくつも重なりました。

  • 所得税の基礎控除が最大104万円(本則62万円+特例加算42万円)、給与所得控除の最低保障が74万円に引き上げ
  • 子ども・子育て支援金(0.23%、本人負担0.115%)が4月分から新設
  • 健康保険料率は40都道府県で引き下げ(協会けんぽ全国平均9.9%)
  • 雇用保険料率の引き下げ(労働者負担0.5%=5/1,000)

年収500万円・40歳未満・東京の場合、所得税が年29,100円減り、社会保険料が年1,680円増えた結果、差し引きで手取りは年27,620円増えたという試算があります。また、令和8年分は年末調整で精算されるため、実際の年間手取りは月々の源泉徴収ベースの概算よりやや増える場合があります(特に年収190万円以下の方は差が大きくなりやすい)。

手取り計算で気をつけたい注意点

  • 標準報酬月額は通常4〜6月の給与で決まるため、実際の控除額とは差が出ることがあります。
  • 住民税は前年の所得に基づいて決まり、新卒1年目は天引きがなく2年目6月頃から始まります。ボーナスからは住民税が引かれないのが一般的です。
  • 健康保険料率は都道府県で異なり、40〜64歳は介護保険料が加わります。同じ年収でも手取りは変わります。
  • 生命保険料控除・iDeCo・住宅ローン控除などがある場合、手取りは表より増えます。

まとめ|手取り計算は条件とセットで見る

手取り計算の結果は、年収だけでなく住んでいる都道府県・年齢・扶養の有無・賞与の有無で変わります。まずは手取り早見で自分の年収帯の目安をつかみ、年収指数で平均(487万円)との比較をしてみてください。条件別の記事は記事一覧から探せます。本記事の金額はすべて概算です。正確な金額は給与明細や自治体の通知でご確認ください。

よくある質問

手取り計算では額面の何割が引かれますか?

一般に控除の合計は額面の20〜25%程度が目安です。月給25万円・東京都・独身(40歳未満)の例では、手取り197,455円(約79%)で引かれるお金は52,545円。年収500万円・40歳未満・東京の試算では、手取りは年3,942,256円(78.8%)で天引きは1,057,744円(21.2%)です。

手取りは額面の何割くらいになりますか?

おおよそ額面の8割前後が目安ですが、収入が上がるほど手取り率は下がる傾向があります。40歳未満・東京・扶養なしの試算では、年収100万円で84.5%、年収500万円で78.8%、年収1,000万円で72.7%、年収2,000万円で65.0%です。

ボーナスからも税金や社会保険料は引かれますか?

社会保険料と所得税はボーナスからも引かれます。一方、住民税は月々の給与から分割で天引きされるのが一般的で、ボーナスからは引かれないケースが多いです。実際の扱いは勤務先の給与規程によります。

新卒1年目の手取りはどうなりますか?

住民税は前年の所得に対して課税されるため、新卒1年目は住民税の天引きがなく、2年目6月頃から引かれ始めるのが一般的です。その分、1年目の手取りは2年目より多く見えることがあります。

地域や年齢で手取りは変わりますか?

変わります。健康保険料率は都道府県ごとに異なり、40〜64歳は介護保険料が加わります。本記事の早見表は協会けんぽ東京都の令和8年度料率・40歳未満・扶養なしという条件で試算したもので、実際の手取りは条件によって増減します。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。