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手取りとは?額面との違いや計算方法、年収別の目安をわかりやすく解説

手取りとは、額面(総支給額)から税金と社会保険料を差し引いた、実際に口座へ振り込まれる金額のことです。手取りが額面の75〜85%になる目安や年収別の早見表、平均給与487万円の場合の手取り、2026年度の税制・保険料の変更までをわかりやすく解説します。

キーワード: 手取りとは

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額面別・月の手取り目安

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年収487万円から税金・社会保険料を引いた手取りの目安を解説">手取りとは?まずは「額面」との違いを押さえる

「手取り」とは、会社が支給する給与(額面)から、税金と社会保険料を差し引いたあとに、実際に口座へ振り込まれる金額のことです。毎月の生活費や貯蓄に使えるのは、この手取り額です。求人票や雇用契約書に記載されている「年収」や「月給」は、基本的に控除前の額面を指します。

手取りと額面の関係を一言で表すと、「手取り=額面-控除額」です。額面には基本給のほか、残業手当・通勤手当・住宅手当・家族手当などの各種手当が含まれます。

額面から引かれるのは大きく2つ。社会保険料と税金

控除の内訳は、大きく「社会保険料」と「税金」に分けられます。

  • 社会保険料:健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、40〜64歳は介護保険料、2026年度からは子ども・子育て支援金
  • 税金:所得税、住民税

社会保険料は労使折半で、会社が半分を負担します。本人負担分は額面のおよそ14〜15%が目安とされています。住民税は前年の所得に対して課税されるため、新卒1年目は天引きがなく、2年目6月ごろから始まるのが一般的です。また、ボーナスからは社会保険料と所得税は引かれますが、住民税は引かれません(けいさんツールズ)。

手取りは額面のおよそ75〜85%が目安

一般的に、手取り額は額面のおよそ75〜85%が目安とされています(ハビット)。ただし、年収や扶養家族の有無、お住まいの地域、各種控除の利用状況によって変わるため、あくまで目安として考えてください。収入が上がるほど所得税の税率が高くなるため、手取りの割合は少しずつ下がっていく傾向があります。

たとえば、月給25万円・東京都・独身(40歳未満)の場合、手取りは月額197,455円で額面の約79%、引かれるお金は52,545円という計算例があります(手取りナビ)。これは2026年度の料率に基づく概算です。

年収別・手取りの早見表(独身・扶養なし・40歳未満・東京都の概算)

年収(額面)手取りの目安手取り割合の目安
200万円約170万円約85%
300万円約248万円約83%
400万円約318万円約80%
500万円約393万円約79%
600万円約462万円約77%
700万円約530万円約76%
800万円約594万円約74%
1,000万円約720万円約72%

出典:ハビットをもとに作成。あくまで概算であり、実際の金額は条件によって異なります。より細かい金額は手取り早見や年収指数も参考にしてください。

平均給与487万円の人の手取りはどのくらい?

国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」によると、民間の給与所得者の平均給与は487万円(前年比9万1,000円増)でした。男女別では男性597万円、女性342万円、雇用形態別では正社員559万円、正社員以外210万円となっています(国税庁、LIMO)。

この平均給与487万円を先の早見表にあてはめると、手取りはおおよそ380万円前後(額面の約78〜79%)が一つの目安になります。ただし平均値はあくまで全体の平均であり、年齢・地域・家族構成によって手取り額は大きく変わります。

2026年度(令和8年度)の制度変更で手取りはどう変わる?

2026年度は、所得税の基礎控除が本則62万円に引き上げられ、年収665万円以下(合計所得金額489万円以下)の人には特例42万円が加算されて合計104万円になるなどの改正が行われました。給与所得控除の最低保障額も74万円に上がり、いわゆる「年収の壁」は178万円とされています(ハビット)。

また、健康保険料率は40都道府県で引き下げられ、雇用保険料率も労働者負担0.5%へ引き下げられました。さらに子ども・子育て支援金(本人負担0.115%)が新たに加わっています(手取りナビ)。こうした変更は年末調整で精算されるため、最終的な手取り額への影響は年末に確定します。

手取りを正しく把握するために

額面と手取りは別物です。転職や年収アップを検討するときは、額面だけでなく「毎月いくら残るか」で比較すると、家計を管理しやすくなります。控除額は標準報酬月額や前年の所得、お住まいの自治体によって変わるため、正確な金額は給与明細や自治体からの通知で確認してください。ほかの年収帯の手取りは記事一覧からも確認できます。

よくある質問

手取りとは何ですか?

手取りとは、額面(総支給額)から所得税・住民税・社会保険料などを差し引いたあとに、実際に受け取れる金額のことです。生活費や貯蓄に使えるのはこの手取り額です。

手取りは額面の何割くらいになりますか?

一般的には額面のおよそ75〜85%が目安とされています。年収が高くなるほど税率が上がるため、手取りの割合はやや低くなる傾向があります。扶養家族の有無や各種控除の利用状況でも変わります。

ボーナス(賞与)の手取りはどうなりますか?

ボーナスからも社会保険料と所得税は引かれますが、住民税はボーナスからは引かれないのが一般的です。実際の控除額は加入している健康保険やその年の料率によって異なります。

住民税はいつから引かれますか?

住民税は前年の所得に対して課税されるため、新卒1年目は天引きがなく、2年目6月ごろから始まるのが一般的です。金額はお住まいの自治体から届く通知で確認できます。

2026年度の制度変更で手取りは増えますか?

所得税の基礎控除引き上げや雇用保険料率の引き下げなどで負担軽減が見込まれますが、影響は年末調整で精算され、最終的な手取り額は年末に確定します。個別の金額は条件により異なるため、給与明細でご確認ください。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。