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インターンの給料はいくら?時給相場・月収目安と103万円の壁を解説

インターンの給料は平均時給1,200〜1,500円程度が目安です。職種別の時給相場や週の勤務時間別の月収シミュレーション、長期インターンが有給となる原則、103万円・130万円の壁、会社員の平均給与(487万円)との比較までをわかりやすく解説します。

キーワード: インターン 給料

インターンの給料はもらえる?基本のおさらい

長期インターンは基本的に有給で、平均時給1,500円以上という回答集計がある一方、全体の平均時給は1,200〜1,300円程度、中央値1,150円といった集計もあり、調査対象や職種・地域によって結果が分かれます。いずれも「目安」として捉えてください。

厚生労働省は、インターンシップ参加者が労働基準法上の「労働者」と判断される場合には、最低賃金以上の賃金支払いや労働基準法第24条の賃金支払いルールを守る必要があると示しています(出典:mhlw.go.jp)。数日〜数週間の短期インターンは無給のこともありますが、数か月以上実務に携わる長期インターンは有給が原則です。「研修期間は時給900円」といった扱いは、地域の最低賃金を下回る場合には違法となり得ます。

インターンの給料相場|時給と月収の目安

区分時給レンジ週20時間の月収目安
未経験スタート1,200〜1,500円約10〜12万円
標準1,500〜1,800円約12〜14万円
エンジニア・データ分析2,000〜2,500円約16〜20万円
院生・高度専門1,800〜3,000円約14〜24万円

全体の平均時給は1,200〜1,300円程度、中央値は1,150円、上位10%は1,800円以上という集計もあります(出典:voil-intern.com)。最低ラインは地域の最低賃金で、2024年度は東京1,163円、全国平均1,055円が目安です。月10万円を目標にするなら、時給1,500円×週15時間が現実的なラインとされています。

職種別の時給相場と月収目安

職種時給相場月収目安(週3日)
エンジニア1,500〜2,500円11〜19万円
データサイエンス1,400〜2,000円10〜15万円
マーケティング1,100〜1,500円8〜11万円
営業1,100〜1,300円+インセンティブ8〜15万円
ライター・編集1,100〜1,400円8〜10万円
デザイン1,200〜1,800円9〜13万円
事務・カスタマーサポート1,100〜1,200円8〜9万円
企画・事業開発1,200〜1,500円9〜11万円

職種による差は大きく、プログラミングやデータ分析のスキルがあるほど高時給になりやすい傾向があります。3〜6か月で成果を出せば時給が上がるケースもあり、長期インターンは「成果連動の時給」が特徴とされています(出典:voil-intern.com)。

給与形態は時給制だけではない

  • 時給制:最も一般的。残業代も時給ベースで計算される
  • 日給制:日給8,000〜12,000円が相場。8時間勤務なら時給換算1,000〜1,500円
  • 固定月給制:月5万〜15万円が相場。時給換算して最低賃金を下回らないか確認する
  • 成果報酬型:基本時給+インセンティブ。営業職に多く、成果次第で大きく変動する

交通費が「時給に込み」になっていないかも確認しましょう。往復500円・8時間勤務なら、実質の時給は60円ほど下がる計算になります。

インターンの給料と「103万円・130万円の壁」

  • 年収103万円以下:所得税はかからない(親の扶養内の目安)
  • 103万〜130万円:所得税が発生。勤労学生控除を使えば130万円まで所得税が非課税になる場合がある(申請が必要)
  • 130万円以上:親の社会保険の扶養から外れる可能性がある

週3日フル勤務で時給1,200円なら年収は約138万円となり、103万円を超えるため確定申告が必要になるケースがあります。扶養を気にする場合は年間の稼働時間を調整し、家族と相談してください。なお、これらの金額はあくまで一般的な目安で、世帯状況や勤務先の制度によって扱いが異なります。

会社員の平均給与と比べると

国税庁の民間給与実態統計調査(令和7年分)によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円、女性342万円)、正社員559万円、正社員以外210万円です(出典:nta.go.jp)。インターンの月収10〜15万円を単純に12倍すると年収120〜180万円程度で、正社員の平均とは大きな差があります。ただしインターンは学業と両立しながら経験を積む期間であり、時給や報酬だけでなく、本選考での優遇やスキル獲得といった要素も含めて判断するのが一般的です。

まとめ

インターンの給料は、平均時給1,200〜1,500円程度が目安で、職種やスキル次第では2,000円超も狙える世界です。有給が原則であること、最低賃金を下回らないこと、103万円・130万円の壁を意識することを押さえておきましょう。自分の年収帯の手取り感覚を知りたいときは年収指数、月々の手取りをざっくり確認したいときは手取り早見もあわせてご覧ください。関連記事は記事一覧から探せます。

よくある質問

インターンの給料はいくらが相場ですか?

全体の平均時給は1,200〜1,300円程度、中央値は1,150円という集計がある一方、平均時給1,500円以上という回答集計もあり、調査によって幅があります。職種別ではエンジニア1,500〜2,500円、データサイエンス1,400〜2,000円、事務1,100〜1,200円などが目安です。地域の最低賃金も下限の目安になります。

長期インターンは無給でもよいのですか?

厚生労働省は、インターンシップ参加者が労働基準法上の「労働者」と判断される場合には、最低賃金以上の賃金支払いなど労働関係法令が適用されると示しています。数日〜数週間の短期インターンでは無給のケースもありますが、数か月以上実務に関わる長期インターンは有給が原則と考えてよいでしょう。

インターンの給料に税金はかかりますか?

年収103万円を超えると所得税の課税対象になります。学生は勤労学生控除の申請により130万円まで所得税が非課税になる場合がありますが、申請が必要です。また、103万円を超えると確定申告が必要になるケースがあります。金額はあくまで一般的な目安で、状況により異なります。

年収130万円を超えるとどうなりますか?

年収130万円を超えると、親の社会保険の扶養から外れる可能性があります。勤務先の社会保険に加入する扱いになることもあるため、年間の稼働時間を調整するか、家族や勤務先に確認してください。

インターンでも交通費はもらえますか?

交通費が別途支給されるか、時給に含まれるかは勤務先によって異なります。「時給1,200円(交通費込み)」の場合、往復500円・8時間勤務なら実質時給は1,137円程度になります。給与を比較するときは交通費の扱いも確認しましょう。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。